門の灯りの調子が悪いので

約2年半前、人感センサー付きライト(門編)で門の灯りに人感センサーを付けました。それが最近調子が悪く、点いたり点かなかったりになってしまいました。LEDの寿命かとも思いましたが同じ頃に設置した、人感センサー付きライト(玄関編)は今も問題無く動いています。門の灯りは直接雨風にさらされるので壊れるのが速いのでしょうか。

先ずはセンサー付きのLEDライトを交換しよと新しく購入したのですが、最近のライトは前回のライトと違いセンサー部が簡単に切り離せない構造になっていました。そこで購入していた、Felimoa モーションセンサースイッチを使って新たにライトを取り付ける事にしました。

先ずはセンサ取り付け用台座の製作

このセンサーは、角度調節用の関節と取り付け用のネジを持っています。今回はこのセンサーを門の上に置きたいので下記の様な台座を考えて見ました。

  1. 取り付け用台座のイメージはこんな感じ。関節を90℃に曲げて台座にはめ込んでセンサーを保持する。
  2. 粘土で作った台座はこんな感じ。センサーを支えるのでそれなりの重量と剛性が必要。
  3. そこで骨格部をセメントで作る事にしました。粘土で作ったモデルを参考にセメント流し込み用型の製作。
  4. セメントは、サンホーム工業 家庭セメント 普通 灰色 1.3kgを使いました。このセメント水を入れるだけで使用出来ます。
  5. セメントを流してから約1日半で型から出して見ました。それなりの形になっています。
  6. まだセメントが十分に固まっていなかったので、いらない部分を削って骨格を作成。
  7. この骨格に
    • パジコ モデナ ホワイト [樹脂粘土 250g]を使って肉付け。この樹脂使い勝手は良いのですが
      • 初めて使ったのでイマイチ勝手が分からず整形に苦労しました。
      • 以外と乾燥に時間がかかりました。特に肉厚部。
      • 乾燥を考えると肉厚部には心になる物(例えばアルミホイルを丸めた物等)を入れた方は良い
      • 一週間位部屋に放置していたのですが乾燥しきらず、追加で2日位ファンヒーターの前に置いて乾燥させました
      • 乾燥するとかなり固くなります。耐水性が有ると書いて有りましたが、防水の為に色を塗る事にしました。
    • タミヤデコレーションシリーズ デコレーションカラーを使って色付け
      • 防水性を考えてこの絵の具を選びました。
      • 樹脂に問題無く塗れました。綺麗に濡れるのですが、濃淡を付けるのは難しく感じました。
    • 最後に手持ちのラッカーを塗って見ました。
      • 樹脂、絵の具それぞれに耐水性が有るのですがダメ押しにラッカーを塗って置きました。
  8. 出来上がった台座にセンサーを取り付けるとこんな感じ。台座は靴をイメージして作ったのですがイマイチです。でもセンサーをしっかり保持しているので台座として問題無し。

前回との比較

前回と今回のセンサーを比較して見ました。

  • 前回
    • 利点
      • LEDライトのセンサー部を取り出しているので、本来の配線(ソケットまでの配線)を変更する必要が無い
    • 欠点
      • センサー部が簡単に取り出せるLEDライトが少ない。
  • 今回
    • 利点
      • ソケットの前で配線しているので、センサー付きのライトでは無く普通のライトが使用出来る
      • このセンサーは、明るさ、点灯時間、感度の調整が出来る。
    • 欠点
      • ソケット手前の配線になるので100V電圧の配線になる。(多分電気工事士の免許が必要)

最初、電源を入れても点灯しなかったので配線を間違えたかと思いました。どうも動作するまで電源を入れてから約20秒位かかる様です。その後は問題無く動きました。リレーでオンオフしているのでその都度カッチて音がします。前回は約2年半で故障しました。今回はどれくらい保つか楽しみです。