人感センサー付きライト(玄関編)

玄関灯に入っているLEDライトを人感センサー付きのものと交換しようと思い、Webで幾つか検索して見ました。

ライトは幾つも見つかるのですが、説明を呼んでいるとこの玄関灯には使えない様な感じ。

  • このタイプの人感センサー付きライトは天井に取り付けて、下を通る人を感知したら作動する。
  • 玄関灯にライトを入れるとセンサーが屋根の方を向いて、下にいる人をセンス出来ない可能性が大。
  • 人感センサーはどうも赤外線を感知する様で、ガラスで囲まれている玄関灯は、このガラスがセンスの邪魔になる。
  • このライトは室内用で屋外では使えない。ただし、今回の場合はガラスの中になるのでこの点は問題無いか。

中にはレーザーを使用してセンスするライトも有りましたが、値段が高いのと、たとえレーザーでも上を向いていたら下にいる人を感知出来ない。センサーが下を向かなければ使えない。
改めてこのタイプのライトを良く見ると

  • ライトがLEDなので、球体の部分は真空にする必要がない。
  • 先端にセンサーがついている事、真空にする必要が無い事から、球体部分の材質は多分プラスチック。
  • 根本のラッパ形状の部分、その上の球体部、先端のセンサー部は各々独立していて組み立て方式ではないか
  • とすると、以外に簡単に分解出来るのではないか。
  • センサー部を切り離して下に向ければ使用出来る可能性あり

という仮定の元、このLEDライトを買ってみる事にしました。

かなり安いと思います。また直接玄関灯に入れて分解なんて怖いので、実験用にスイッチ付きソケットも買いました。

ライトが来ました

思った通りでした。

  1. ソケットに入れて動作を確認。ちゃんと動作します。
    • 電源を入れると約30秒位点灯後、消灯。
    • 回りが明るいと人が居ても点灯しません。
    • 回りを暗くして、人が動くと点灯します。
    • 点灯した後、人が居ても全く動かないと約60秒位で消灯します。動いていないとダメ見たいです。
  2. 予想通り、球体部はプラスチックで簡単に外せました。
    • ラッパ形状の上にLEDが放射状に配置されていました。
    • 中心部にタワーが立っていて、先端がセンサー部です。
  3. センサー部のキャップも簡単に外せました。
    • 先端の金属の円筒形の部品が多分赤外線センサーです。
    • 光センサーがタワーのトップから中間位まで垂れていました。
    • これら2つのセンサーを組み合わせて、LEDを点灯している様です。

さらに分解していくと

  • タワー先端のセンサーの載っている基板を外すと、タワー部の中心が空洞になっていて、下からケーブルが2本来ていました
  • 基板の裏側にはLEDに向けて2本線を配線しています。
  • タワー部下のLEDが載っている基板を外すと、コンデンサやトランスが見えました。この部分かなり熱くなる様でシリコンシールで部品を固定しています。ここで交流を直流に変換している模様。

配線を確認すると

こんな感じになっていて、赤い点線部分の3本の銅線を延長すればセンサー基板ごとライトから切り離せる事が分かりました。

  • 運が良いことに、タワー部はLEDが載っている基板にネジ止め。ネジを外すとタワーごと取り外す事が出来ました。
  • ラッパ部からの線はタワー部を外した後の穴を通して球体部に、球体部からはセンサーを外したトップの穴から線を出せました。
  • この切り離したセンサー部は玄関灯の外に配置するので、防水と絶縁を兼ねて絶縁テープを蒔きました。

これでライトとセンサーを切り離す事が出来ました。玄関灯への取り付けは

  • 取り付けにタワー部が邪魔になったので、タワー部分を切り取りました
  • センサーを希望の角度に調整して、玄関灯の根本に両面テープで固定しました。白い部分が赤外線センサー。その上の小さい丸が光センサーです。
  • ライトは玄関灯の中に有ります。先端の穴から出ていた銅線はライトの裏に回したら殆ど見えなくなりました。
  • ライト先端の穴もライトが上を向いているので殆ど気になりません。
  • ライトに穴が空いていますが、ガラスで閉じた玄関灯の中なので雨風は問題無いと思います。
  • 夜動作を確認したら、問題無く作動しました。

これで玄関灯は夜、人が来たときのみ点灯する様になりました。帰って来て暗い中、鍵穴を探す必要は無くなりました。