- LinuxシステムではGRUBやGRUB2が該当
- 第一段階部分: MBRの先頭446バイトの領域にインストール
- 第二段階部分: 記憶装置内の別の場所に格納されている
- 記憶装置内のカーネルをロードし、カーネルに制御を移す
— GRUB (Legacy) —————————————————-
- GRUBのバージョンが0.9x系
- 設定ファイル:
- /boot/grub/menu.lst と /grub/grub.conf の2つ
- 設定ファイル「/boot/grub/menu.lst」を変更。
- 更新するコマンドはない。
- ルートパーティション指定:
- root (hdディスク番号,パーティション番号)。番号はどちらも0から数える
- root (hd0,1) -> 1番目のディスク,2番目のパーティション
- ブートローダの設定ファイルに記載されていないオプションを起動オプションとして起動プロンプトで指定
- $ grub> kernel カーネルイメージ [オプション]
オプション | 説明 |
init=パス | initの代わりに指定コマンドを実行 |
root=(x,0) | ルートパティションを設定 |
quiet | 起動中のカーネルからの情報出力を制御する |
- システム起動時のカーネルイメージ「/boot/vmlinuz-2.6.35 」と起動オプションを指定
- kernel /boot/vmlinuz-2.6.35 root=/dev/hda1
— GRUB2 ————————————————————–
- GRUBのバージョンが1.9x系
- 設定ファイル
- /boot/grub/grub.cfg
- 設定ファイルの変更は、/etc/default/grubまたは /etc/grub.dで行う
- grub-mkconfigで/boot/grub/grub.cfgファイルに反映
- ルートパーティション指定
- root=(hdディスク番号,パーティション番号) 番号:ディスクは0。パーティションは1から数える
- root=(hd0,1) -> 1番目のディスク,1番目のパーティション
— その他 ————————————————————
- grub-install
- GRUB LegacyまたはGRUB2をインストール
- /dev/hda にGRUBをインストールする場合 -> grub-install /dev/hda
- /proc/cmdline
- システム起動時にブートローダからカーネルに渡されたパラメータが確認できるファイル
- 関連コマンド