ESP32CAMを買いました。banggoodで買いました。1個554円でした。信じられない安さです。オーダーしてから本当に来るか心配でしたが、ちゃんと来ました。でも、3週間位かかりましたが。

Googleで、”ESP32CAM”と検索すると、”ESP32-CAM Video Streaming and Face Recognition with Arduino IDE”が上位にヒットします。ESP32CAMを使って顔認証を行うホームページですが、とても丁寧に説明されています。カメラのストリーミングをWeb画面に簡単に表示出来ました。
ちょっと構造を見る
上記のリンクにヘッダーピンの説明が載っていました。

簡単な説明も有りますが、詳細についてWebで検索していたら、”ここ”を見つけました。回路図が載っています。

分かる所から
回路図左下にある、”LED_FLASH”とはカメラフレキコネクターの近くにある、”LED”の事です。

このLEDはトランジスタでドライブされています。回路図からH2_DATA1を、”1”にすると点灯。”0”にすると消灯する様です。先ずは、このLEDを点灯させて見ましょう。
回路図から、”H2_DATA1” は、”GPIO4″である事が分かります。そこで、”GPIO4″をOutPutに設定し、250msec間隔で、”0”、”1”を繰り返すスケッチを書きました。
void setup() {
pinMode(4, OUTPUT);
}
void loop() {
digitalWrite(4, HIGH);
delay(250);
digitalWrite(4, LOW);
delay(250);
}
このLED、カメラのフラッシュを兼ねていると言うかフラッシュとして使用するみたいで、かなり明るいです。
LEDの右上はレギュレータ
LED_FLASHの右上はレギュレータです。
- 5VがAMS1117で3.3Vに変換
- 3.3VがXC6206-2.8Vで2.8V、XC6206-1.2Vで1.2Vに変換。これらの変換は、”CAM PWR”がトリガーになっている様です。
- 作られた、2.8Vと1.2Vはカメラのコネクターに繋がっています。
レギュレータの上の小さいLED
レギュレータの上の小さい”LED”は、GPIO33に繋がっています。GPIO33をオンオフすれば、この小さいLEDが点滅する様です。

LED_FLASHのスケッチで、”GPIO4”を”GPIO33”に変更すれば点灯出来ます。こちらは、赤い小さな光です。確かにオンオフします。
void setup() {
pinMode(33, OUTPUT);
}
void loop() {
digitalWrite(33, HIGH);
delay(250);
digitalWrite(33, LOW);
delay(250);
}
小さいLEDの右は、カメラのリセット
電源投入時に、”CAM_RST”が一定時間Lowになります。
カメラのリセットの右、4.7kΩのプルアップ
TWI_SCKとTWI_SDAが4.7kΩでプルアップされています。多分I2Cの信号ライン。
PSRAM
PSRAM->擬似SRA。カメラで撮影したデータがここに保存されます。
PSRAMの右はEPS32CAMのリセット
小さいLEDの左下にある黒いプッシュスイッチがこれです。EPS32CAMのリセット。
その上は Micro_SD_Socket
Micro_SD_Socketの信号線がヘッダーピンの片方に繋がっています。Micro_SDを使用する場合、他ではこのピンは使用出来ない様な気がするが、いちいちヘッダーピンに出しているのは何か意味があるのか?
残りは
- もう一方のヘッダーピン
- カメラコネクタ
- ESP本体
です。次回はSDカードの読み書きをやってみる予定。