SPIFFSプラグイン

外付け回路無しでファイル操作が出来るSPIFFSプラグインの説明です。開発環境Arduino IDEに置いて

ESP32の場合

  • me-no-dev / arduino-esp32fs-pluginへ飛ぶ
  • Installation欄のDownload the tool archive from releases page.をクリック。
  • ESP32FS-1.0.zip をダウンロード、ファイルを展開。
  • ESP32FS フォルダーをArduinoフォルダーの下のToolsフォルダー(なければ新たに作成)にコピー
  • Ardunio IDEを起動、「ツール」メニューに ESP32 Sketch Data UploadがあればOK。

ESP8266の場合

  • esp8266 / arduino-esp8266fs-pluginへ飛ぶ
  • Installation欄のDownload the tool archive from releases page.をクリック
  • 開いたページにある、ESP8266FS-0.5.0.zipをダウンロード。ファイルを展開。
  • その中にあるESP8266FS フォルダーを Arduinoフォルダーの下のToolsフォルダー(なければ新たに作成)にコピー
  • Ardunio IDEを起動、「ツール」メニューに ESP8266 Sketch Data UploadがあればOK。

<2023年:最近ESP8266でSPIFFSを使用したらファイルがオープン出来ませんでした。ESP8266ではLittleFSを使う方が良いと思います>

ESPへの書き込み

  • 作成中のプロジェクトに data フォルダーを作成
  • 書き込みたいファイルを data フォルダーに保存
  • Arduino IDEの「ツール」メニューに Flash Sizeが有ります。サイズを指定して下さい。
  • ESP32なら、ESP32 Sketch Data Uploadを ESP8266ならESP8266 Sketch Data UploadをクリックするとESPへ書き込まれます。

使い方

  • Includeファイル:SPIFFS.h
  • 初期化: SPIFFS.begin();
    • ファイルオープン: SPIFFS.open(File_Name, mode);
      • File_Name:パスを含んだファイルネーム
      • mode
        • “w” or FILE_WRITE:書き込みモード
        • “r” or FILE_READ:読み込みモード
        • ”a” or FILE_APPEND:追加書き込みモード
  • 書き込み
    • SPIFFS.write(aaa);
      • aaa:変数
    • SPIFFS.write(buf, len);
      • buf:データバッファーのポインター
      • len:データの長さ
  • 読み込み
  • ファイルを閉じる
    • SPIFFS.close();
samp.c

#include <SPIFFS.h>

main()
{
	File fp;
	char wd;
	char buf[20];
	
	SPIFFS.begin();
	
	fp =  SPIFFS.open("/data.txt", FILE_WRITE); 
	
	fp.write(aa);
	
	fp.write("test");  // lenを省略
	
	fp.readBytes(buf,10);
	
	fp.readBytesUntil('\n', buf, 15);
	
	fp.close();
}

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