まずは以下の手順で必要は ScriptファイルとCSSファイルをダウンロードします。
- Prism.js公式サイトここから始めます。
 - サイトページ右上のDOWNLOADボタンをクリックして次の画面に進みます。
 - Customize your downloadの画面で自分の要求に合わせてオプションを選んで行きます。
 - ページの最後に有る DOWNLOAD JS と DOWNLOAD CSS ボタンをクリック。
 - これで、必要は ScriptファイルとCSSファイルがダウンロードされます。
 
問題はこれをどうやって動かすか
prismはプラグインと違い自分でWPに組み込み動かす必要が有ります。組み込み実行する為に以下の作業が必要です。
- 先程ダウンロードしたScript/CSSファイルをサーバーにアップロード。
 - それらのファイルをWPが立ち上がる、または何かの動作をする時のイベントトリガーに合わせて読み込み実行する。
 
サーバーにアップロード
アップロードするファイルは prism.js prism.cssの2つです。場所はサーバーの何処でも良いと有ったので、子テーマフォルダーの下にprismというファルダーを作りその中に保存しました。
イベントトリガーに合わせて読み込み実行
以下の関数を使ってprismの組み込みと実行をします。
- add_action( $hook, $function_to_add, $priority, $accepted_args )
- $hook:関数が実行されるきっかけとなるトリガー名。
 
- $function_to_add:実行される関数名
 - $priority:オプション。関数が実行される優先順序
 - $accepted_args:オプション。関数が受け入れられる引数の数
 
 
コードは子テーマのfunctions.phpに以下の様に書きます。
functions.php
add_action( 'wp_enqueue_scripts', 'prism_style' );
function prism_style() {
     wp_enqueue_style( 'prism-css', get_stylesheet_directory_uri() . '/prism/prism.css' );
     wp_enqueue_script( 'prism-js', get_stylesheet_directory_uri() . '/prism/prism.js', array('jquery'), '312', true );
}
- add_action( ‘wp_enqueue_scripts’, ‘prism_style’ );
- ‘wp_enqueue_scripts’:これがトリガー。
 - ‘prism_style’:実行する関数名
 - ー>この設定でWPが’wp_enqueue_scripts’トリガーを出したら’prism_style’が実行される
 
 - function prism_style() {
- 実行される関数の定義。ここでは2つの関数が使われています。
 - wp_enqueue_style( ‘prism-css’, get_stylesheet_directory_uri() . ‘/prism/prism.css’ );
- wp_enqueue_style():CSSファイルを読み込む時に使う関数
- 第一引数:ハンドルネーム。任意に設定可。
 - 第二引数:CSSファイルのパス。
 
 - wp_enqueue_script():Scriptファイルを読み込む時に使う関数
- 第一引数:ハンドルネーム。任意に設定可。
 - 第二引数:Scriptファイルのパス。
 - 第三引数:スクリプトの依存先。’jquery’を指定。
 - 第四引数:バージョン。
 - 第五引数:配置場所。true : </body> 終了タグの前。それ以外<head> に置かれる
 
 
 - wp_enqueue_style():CSSファイルを読み込む時に使う関数
 
 
これでprismが動作します。