説明書が英語だったのでしっかり読まずに使用していましたが、ここでもう一度説明書を読んでみました。
- 使用方法
- 充電器のプラスとマイナスをバッテリーに接続
- この時点で充電器は、バッテリーの電圧と外気温を液晶に表示
- もし接続不良の場合は、EH-1-と表示されランプが異常に点滅する
- 220Vの家庭電源に接続するとLEDが点滅して充電が始まります。
- 充電が完了すると、”FUL”と液晶に表示されます。
- 十分に充電するために、充電器につないだままその後1時間位保持すれば最高。
- その後、充電器から外してバッテリーを使用して下さい。
- 充電に関するFAQ
- 充電器が充電しない、又は充電中なのに液晶に、”FUL”と表示される
- バッテリーの使い過ぎや長時間不使用で電圧が下がり過ぎると、充電開始とともに、”FUL”と表示されます。
- この様な場合は、リペアーボタンを押して下さい。
- バッテリーにつなぐと液晶に表示されますが、電源につなぐと何も表示されません
- 電源に電気が来ていません。電源をチェックして下さい。
- 充電時間が長い
- 硫化しているかバッテリー液が不足していて規定電圧まで電圧が上がらない可能性が有ります。
- バッテリーが熱くなっているようでしたら充電を止めて下さい。
- バッテリー液を補充すると改善されます。
- 充電器が充電しない、又は充電中なのに液晶に、”FUL”と表示される
- 冬と夏モード
- 外気温により自動で冬と夏モードを切り替える。
- リペアー操作
- バッテリーにつないでリペアーボタンを押して下さい。
- 液晶に、”PUL”と表示されランプが点滅します。
- バイクのバッテリーは約5時間。自動車は8時間を目処にして下さい
- もう一度リペアーボタンを押すと通常の充電モードとなります。
- リペアー中はバッテリーの温度に注意して下さい。
- バッテリーが高温なるようでしたらリペアーモードを止めて下さい。
- レペアーモードの最長24時間です。24時間過ぎると通常のモードに切り替わります。
大体説明書はこんな感じでした。つまり
- バッテリーに繋いでFULが表示されたら約1時間放置した後使用
- HPに有った、”FULは修理を意味します。” はバッテリーの電圧が下がり過ぎている場合で、通常は、”FUL”は充電完了を示す。
- 長い間使用していない、または過放電した場合、リペアーモードを使用
だとすると使用方法に大きな間違いは無いのですが。
リペアー後も直ぐに充電完了になります
前回のリペアー後の使用でバッテリーは約10V弱の電圧となりました。これを充電するとやっぱり20分位で液晶に、”FUL”と出ます。その後バッテリーの消費を測定すると、充電前とほぼ同じ、リペアーより明らかに悪い結果となりました。そこで、”説明書に有った充電完了から約1時間放置して下さい”を思い出し1時間放置した後また測定して見ました。今度は先程より良い結果となりました。
黄色が充電後直ぐ、緑が1時間放置後です。出だしの電圧はほぼ同じですが、規定の10.5Vまでの時間が約1.5時間位伸びました。下記は出だしの部分の拡大です。
充電無し(購入して直ぐ)と通常充電は出だしの電圧がほぼ同じ。リペアー後は若干高い。最初の1時間までは、充電無しが一番減りが早い。直後、1時間放置はほぼ同じ。リペアーが一番高い。
ここで、このバッテリーの性能をもう一度確認。充電器推薦の、”FUL”表示後、1時間放置した場合
- SPECでは1.2Ah。フル充電後、電圧が10.5Vまで下がるのに電流60mA流して、約20時間。
- これを電流60から69mAに換算すると。約17時間24分。
- 今回10.5Vまでの時間は12時間10分。
- 12時間10分 / 17時間24分 ≒ 0.7。SPECの約7割
SPECの約7割となりました。車の燃費もこれくらい?こんなもんでしょう。
また、一時間放置後の測定は長時間測定していたのでバッテリー電圧が6V弱になりました。このバッテリーを充電しようとすると、充電開始と同時に液晶に、”FUL”と表示されました。これが過放電のバッテリーを充電した場合と実際に分かりました。
ところで、リペアーモードとはどのような操作をしているのでしょうか。通常の充電に比べ充電電圧が高いので充電量が多いなんてこと無いでしょうけど。
ここでは、充電器でバッテリーを充電するのがメインでは無く、ソーラパネルで充電するのが目的です。次回はソーラパネルを探してバッテリーを充電して行きたいと思います。