制限の有るポート
以下のポートには使用の制限が有ります。
GPIO No. | 説明 |
---|---|
0,2,5,12,15 | ブート時のモードを設定 |
1,3 | シリアル通信に使用 |
6,7,8,9,10,11 | ESP内部で使用 |
16,17 | ESP32-WROVER moduleでは使用出来ない。(内部で使用) |
34,35,36,39 | 入力モードのみ。Pull-Up/Down機能無し。(出力モード無し) |
これ以外のポートは制限は無い様です。
ブート時のモードの設定
ESP32は起動時、GPIO0,2,5,12,15ポートの状態によりモードが変わる。
- MTDI(GPIO12):Flash電圧の設定
- GPIO12: 1: 1.8V 0:3.3V ー> 0に設定
- 書き込み/実行の切り分けは GPIO0と2で行う
- GPIO 0/2: 1/Don’t care ー> SPI Flash Boot(書き込まれたプログラムを実行)
- GPIO 0/2: 0/0 ー> Download Boot(プログラム書き込みモード)
- GPIO5/MTDO(GPIO15):Timing of SDIO Slave
- Defaultの GPIO5/15 ー> 1/1を守る
- 起動時のGPIO 0、2、5、12、15の値によって
- プログラム書込: 0,0,1,0,1
- プログラム実行: 1,0,1,0,1
- 書込/実行の切り替え
- GPIO0以外のポートはリセット時のDefault値
- ポートを独自に設定していなければGPIO0の値を変えてモードを選択する。
となる。