Volumioは、SD(INTERNAL), USB, NASに保存された音楽を再生する事が出来ます。ファイルはSambaによって共有出来るので、別のPCからファイルの読み書きが出来ます。ただ、デフォルトではファイルの読み書きが可能ですが、削除は不可。フォルダを階層に出来ない等が有ります。今回はこれを解消します。
Samba設定ファイルを編集
Sambaの設定ファイル、”/etc/samba/smb.config” を編集します。

- Volumioで上げて別のPCから”SSH”接続します。ー> SSHを有効にする 参照
- ”smb.config” に[Internal Strage], [USB], [NAS] の3項目が有ります。
- これら3項目に、”create mode = 777″ “directory mode = 777″ の2行を追加します。
以上を保存して、Volumio を Rebootして下さい。
Internal Strageにデータを保存
Internal Strage(SDカード)に別のPCからアクセスし、PCに有るファイルをInternal Strageに保存します。

- ファイルマネジャーを上げる
- ”その他の場所”をクリックすると
- ネットワーク欄に ”Volumio” が表示される。それをクリック
- Internal Strage、USB、NASが表示される。 Internal Strage(SDカード)をクリック
- このままの状態で、”接続する(N)”をクリック
- まだ何も保存していないので”フォルダーが空です”が表示される。
- ファイルを5個コピーした後、”SAS”フォルダを作成しフォルダを開く。
- そのフォルダに2個のファイルを保存する。
5,6の様にファイルのコピー、フォルダのコピー、製作等が自由に出来ます。当然削除も出来るので自分の都合に合わせてファイルを保存出来ます。
Volumioで確認
保存したファイルをVolumioで確認します。

- Volumioメイン画面で設定(3本線)をクリックし、ポップアップの”ライブラリ設定”をクリック
- ここで、”再スキャン”、”更新”をクリックするとデータが更新されます。
- メイン画面に戻り、ポップアップで”ミュージック”をクリックすると
- この画面が表示されます。ここで、 ”ライブラリ” アイコンをクリック
- ”INTERNAL”が表示される。これをクリック。
- 先程コピーしたファイルが表示される。ここで”SAS”フォルダをクリックすると
- このホルダに保存したファイルが表示されます。
- ここで、曲を選択しメイン画面に戻れば、その曲を再生する事が出来ます。
最後に
最初フォルダが作れなかったり、保存したファイルが削除出来なかったりとちょっとびっくりしました。共有ソフトがSambaなので設定ファイルを編集する事で対応出来ました。